昨日、9月9日は、宍粟市千種町にある高齢者大学で健康・福祉いきいきサポート講座「肩こりを自分で改善させるハンドヨガ」という演題で講演させてもらってきました。
初めて行くところなのでカーナビをセットしました。途中からテレビの音もラジオの声も聞こえなくなってくると、道の横を並走している川の流れる音が聞こえて来たり、爽やかな風を感じたり、お天気も良かったのでとっても気持ちよく向かえました。(写真はイメージです。)
高齢者大学はあちこちにあるようで、これまでにも数か所でハンドヨガの講演をさせて頂いてますが、話だけではなく、メインはハンドヨガを体験して覚えて帰って日常に活かしてもらいたいと思っています。
毎回、講演にいただく時間に合わせて内容を調整するのですが、今回はコロナ禍ということでいつもとは段取りが違います。
昨日は、会場を見て打ち合わせしたり、確認事項や注意事項などこれまでとは違う点がいくつもあるので早めに着くように向かいました。
会場には、間隔をあけてイスが並べられていました。すると、まだ開演まで1時間近くあるのに2人ほど参加者が来られました。
プロジェクターの準備や受付の準備が終わると、講師控室へと案内して頂いたんですが、参加される方々が気になったので受付でお迎えさせて頂くことにしました。
この大学は、60歳から入学できるようですが、今は一番若い人で69歳、一番年上が93歳だそうで、平均年齢は73歳だとか。
それが、皆さん若いんですよ。すごく。何より、皆さんニコニコされてる!姿勢もいいし、若いって感じたんですよ。「みんな田んぼや畑をしよるからね」と受付の方が教えてくれました。
ハンドヨガを始めた時も、会場内をうろうろとしながら皆さんがしっかりとできているか見て回ったんですが、手指の柔軟性もいい方だと思いました。
肩こりや腰痛の人の数も少なかったように感じました。なんでこんなに違うんだろう・・・空気?自然?土?
私は車で通っただけだけどリフレッシュした気がしたんだからやっぱり何かが違うんだと思うよ。(テレワークが進んで田舎暮らしを希望する人が増えているって聞くけど分かる気がするね~)
ハンドヨガって聞いたこともないもので肩こりが良くなる?って疑いながら参加される方が多いことも分かっています。
肩こりが改善できたかどうかは見て分かるものではありません。でも、なにか変化を感じてもらえたら気休めではないことが分かってもらえるので、首の可動機をそれぞれに確認してもらうようにしています。
片方が終わって、首の可動機をチェックしてもらうと、大半の方が最初よりも奥が見えた!と手を上げてくださいました。
「いつも40分くらい自分で運動しよるんやけど、こんなに関節とかの運動はしてなかった。これからはこれもするわな」とか
「あ~きもちええわ~」とひとり言を言いながら・・・
みなさん、本当にあったかいというか、私がパワーをもらったみたい。
講演に頂いた時間は90分いつもなら、2人ずつ組んでもらって指の柔軟性を図ってもらうんだけど今は、コロナウイルス感染症予防の観点から接触や蜜を避けることが重要なので測定は無しということにしました。
その分、何をしようかと考えて・・・
座ったままできる上半身のストレッチを追加しました。
「日常生活でこういう時辛い、とかありませんか~?」
「お風呂で背中を洗う時、タオルを持つ右手がしたの時に、左手ほどの柔軟性がない」と言われたり「スマホのし過ぎで首から頭まで痛みが出た」とか
「膝が痛い」
「腰が痛い」
座ってするストレッチのはずなのにだんだん座ったままでは改善できないストレッチが必要になってくる・・・
肩こり・腰痛は日本人の自覚症状1位と2位だから仕方がないといえば仕方がないんだけど。
とりあえず、皆さんの前で「こういう風に開脚してください。」というと何人もの人が椅子から降りて、床に座って開脚を始めていたんですよ。
すごいな~、そして嬉しいなぁと思いました。
講演が終わって帰る時、会場は4階だったんですが、みなさん躊躇なしに階段で降りられるんですよ。
誰もエレベーターを使う様子はなかったんですよね。
私も一緒に階段でおりましたが(笑)
「今日は腰痛のこともしてくれてよかった」と通りすがりに言ってくださった方がいらっしゃいました。
本当は、全身のストレッチがやりたいなぁ・・・と思ってるんですよね。
その方が幅広いニーズに応えられるから。
いつまでも快適なカラダを維持して楽しく生きていくためには必要なことだと思うから。秋から改善を目的としたストレッチや施術、始動予定